インフルエンザの流行時期はいつ？症状や予防方法なども紹介！ medical column
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インフルエンザの流行時期はいつ？症状や予防方法なども紹介！
インフルエンザの流行時期がいつなのか、皆さんご存じでしょうか？インフルエンザは身近な感染症であるものの、その症状は風邪と比較して症状が強くあらわれますので、流行時期には感染予防に努めることが大切です。
今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋（内科）より「インフルエンザの流行時期」をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。
インフルエンザの流行時期について
インフルエンザは大体、12月から3月が流行時期となっています。例年11月から12月に始まり、1月から3月にピークを迎え、4月から5月に減少しています。
インフルエンザの発生状況について
インフルエンザの発生状況は、9月から4月にかけて厚生労働省から毎週金曜日に発表がなされています。前項でインフルエンザの流行時期をお伝えしましたが、下記厚生労働省のHPをご覧いただくと、2010年からのインフルエンザの発生数を確認可能です。
国内で流行するインフルエンザウイルスの種類
インフルエンザウイルスは大きくA型・B型・C型に分類され、このうちA型とB型が冬になると流行します。（A型は特に流行する傾向がある）A型インフルエンザウイルスの表面にはHAとNAという糖タンパク質が突き出ており、16種類のHA（H1-H16）と9種類のNA（N1-N9）が組み合わさるため、多くの型が存在します。A型インフルエンザは強い症状があらわれるものですが、今までに獲得した免疫が機能せず、再度違う型のインフルエンザにかかる場合もあるのです。
B型インフルエンザには、大きく山形型とビクトリア型があり、ウイルスはほとんど変異しないため、免疫を獲得している人は多くいます。しかし、同じシーズンのなかで、A型とB型にかかる場合もあります。
C型インフルエンザは、A型・B型と異なり、一度かかると基本的に一生かからないウイルスとなっています。そのため、流行するのはA型とB型であるということです。
インフルエンザ警報・注意報発生システムについて
厚生労働省が調査しているインフルエンザ発生情報に基づいて、国立感染症研究所感染症情報センターが注意報や警報を、各都道府県や保健所に向けて出しています。そして、警報を発令するかどうかを各都道府県が決定する、という仕組みがあります。各地で警報レベルを超えた場合では、ニュースとして報道されることもあります。
インフルエンザの症状について
インフルエンザの症状としては、高熱・関節痛・頭痛・筋肉痛などの全身症状が強く、咳・鼻水・喉の痛みがみられます。
インフルエンザの予防について
インフルエンザの予防としては、流行前にインフルエンザワクチンを接種することで、発症する可能性を減らすことができます。また、発症した場合であっても、重症化になることを防止することが可能です。生活面におけるインフルエンザの予防方法については、十分な睡眠時間の確保と栄養摂取が挙げられます。
また、空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下してしまい、インフルエンザにかかりやすくなってしまいますので、加湿器などで、部屋を潤すようにしましょう。これら、インフルエンザ予防に関わらず感染症予防全般に言えます。
まとめ：インフルエンザの流行時期はいつ？症状や予防方法なども紹介！
いかがでしたか？今回の内容としては、
・インフルエンザは大体、12月から3月が流行時期である
・インフルエンザにはＡ型・Ｂ型・Ｃ型があり、特にＡ型が流行する
・流行前にインフルエンザワクチンを接種することで、発症リスクと重症化を予防することができる
以上の点が重要なポイントでした。インフルエンザの流行時期には、人混みを避けたり休養をしっかりとるなどして、予防に努めましょう。