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アトピーはストレスにより悪化する可能性はある?
アトピーの正式名称はアトピー性皮膚炎といい、肌の乾燥やかゆみ、赤みや腫れなどが症状として挙げられます。乳幼児期に発症することが多く、成長とともに症状が軽減する傾向にありますが、慢性的に続く場合もあります。
そんなアトピーはストレスによって悪化する可能性がある…というのを耳にされたことがある方もいらっしゃるかと思います。では、なぜストレスはアトピーの悪化要因として考えられているのでしょうか?
今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)よりアトピーとストレスの関係をテーマにお届けしていきます。

アトピーとストレス
アトピー性皮膚炎は、ストレスを受けることによってかゆみが強くなって湿疹が悪化するとされています。夜間はかゆみが強くなりやすく、それによって寝づらくなってしまうことがあります。かゆみはただでさえストレスを招くものですが、眠れないことによってイライラが募り、さらにかゆみが増してしまって引っ掻く量を増やす、という悪循環にもなります。
アトピー性皮膚炎は引っ掻いてしまうとその箇所が悪化してしまうため、掻いてはいけません。しかし、掻いてはいけないと思うことで余計にストレスが溜まってしまうことでしょう。ですので、症状そのものや、症状が招くストレスと上手に向き合っていく必要があるのです。
ライフステージごとのストレス
ストレスはアトピー性皮膚炎の悪化要因の一つとされていますので、ストレスを溜めないことは悪化を防ぐことにつながります。ただし、10代は学校での人間関係や受験のストレス、20代は仕事の人間関係だったり、家庭を持つことによるストレスがあったりするわけです。
ライフステージによってさまざまなストレスがあり、それを0にすることはできませんので、捉え方を変えたり、リフレッシュする方法を考えたり、睡眠時間をしっかり確保するなどの工夫が必要です。
なぜストレスによってアトピー性皮膚炎が悪化するのか?
ストレスがアトピー性皮膚炎に影響を与える理由は、長期間にわたるストレスが免疫系の機能の低下を招くためです。また、ストレスが増えると自律神経系のバランスが崩れ、皮膚の乾燥や痒みを引き起こすことがあります。
そのほか、ストレスは時として暴飲暴食などの生活習慣を乱してしまう原因になりますが、生活習慣の乱れはいうまでもなく肌に悪影響を与えます。
ストレスへの対処法
深呼吸や瞑想、ヨガ、マッサージなどを行うことで、リラックスできる場合があります。音楽を聴いたり、好きな趣味を楽しむことも有効です。また、運動もストレス軽減に効果的ですので、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?辛いときは家族や友人、専門家などに頼ることで、ストレスを大幅に軽減するヒントをもらえる場合があります
まとめ:アトピーはストレスにより悪化する可能性はある?
いかがでしたか?今回の内容としては、
・アトピーのかゆみがストレスとなり、それを引っ掻くことでさらに悪化するという悪循環になることがある
・ストレスがアトピー性皮膚炎に影響を与える理由としては、免疫機能の低下や自律神経の乱れなどが挙げられる
・ライフステージごとに新たなストレスが生まれるため、捉え方やリフレッシュを考えてストレスと向き合うこと
以上の点が重要なポイントでした。アトピー性皮膚炎が辛い場合は一人で悩まず、まわりの理解と協力を得ることも大切です。ストレス上手に付き合いながら、治療に励みましょう。