アナフィラキシーショックとは?原因・症状・治療などをご紹介! medical column
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アナフィラキシーショックとは?原因・症状・治療などをご紹介!
アレルギーは私たちの日常生活において一般的な問題ですが、中には非常にまれながらも命に関わるアレルギー反応が存在します。それが、アレルゲンに対する過剰な免疫反応が引き起こす、アナフィラキシーショックです。
今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)より、アナフィラキシーショックの原因や症状をテーマにお届けしていきます。

アナフィラキシーとは?
アナフィラキシーは、薬や食べ物などのアレルゲンが体に入ることで、皮膚・粘膜系・呼吸器系・消化器系など、複数の臓器に症状が出る状態です。アナフィラキシーのポイントは、短時間で全身に強いアレルギー症状があらわれる点です。
アナフィラキシーショックとは?
アナフィラキシーショックは、アレルギー反応によって意識障害や血圧の低下、呼吸困難などを発症するもので、ただちに医療機関での処置が必要な命に関わる状態です。日本では年間50名以上の方がアナフィラキシーショックによって命を失っています。
アナフィラキシーの症状
アナフィラキシーの症状として、下記のような強い症状が複数あらわれます。
・皮膚症状:じんましん、かゆみ、発赤、むくみ、
・粘膜症状:目の充血やかゆみ、口の違和感、舌の違和感、腫れ
・呼吸器症状:鼻水、鼻づまり、くしゃみ、咳、息苦しさ、喘鳴
・消化器症状:嘔吐、下痢、血便
・神経症状:頭痛、意識朦朧
アナフィラキシーショックの原因
アナフィラキシーショックの原因としては、食物(ナッツ、卵、小麦、ソバなど)、蜂などの昆虫の刺咬、薬の副作用、特定の植物などが挙げられ、これらのアレルゲンを摂取したり触れたりすることで発生します。
食物摂取によるアナフィラキシーショックは、特定の食べ物を口にしたあと1~2時間以内に比較的激しい運動をすることで、誘発される場合もあります。稀ではありますが、特定の食べ物を口にした後に運動が加わることによって症状があらわれるものを、食物依存性運動誘発性アナフィラキシーと呼びます。
アナフィラキシーショックの対応について
意識が朦朧としていたりして、声掛けに反応がない場合は、ただちに救急車を呼びましょう。いつ、どこで、誰が、どのような状態で、どうしてなったかを端的に説明し、わかる範囲の状態を伝えます。
そして、連絡した人の氏名や連絡先、近くの目標となるものなどを伝えて、救急車が来るまでの応急手当の方法を聞きます。アドレナリン自己注射薬(エピペン)がある場合には、救急車が来るまでの間に打ちます。
アナフィラキシーの治療
アナフィラキシーの治療では、アドレナリン筋肉注射やステロイド・抗ヒスタミン薬などのアドレナリン以外の薬物投与、点滴、酸素投与などがおこなわれます。また、血圧や脈拍などを確認しながら、経過を観察します。
アナフィラキシーの再発予防
アナフィラキシーの再発を予防するには、症状を引き起こす原因となったアレルゲンが何であったのかを特定し、それを避けることが大切です。食物が原因で合った場合は、何をどれぐらいの量食べたのかを記録しておき、再度アレルギー反応が起きたときのために、アドレナリン自己注射を処方してもらいます。また、再度アレルギー反応が起こった場合の対処方法も指導してもらいます。
まとめ:アナフィラキシーショックとは?原因・症状・治療などをご紹介!
いかがでしたか?今回の内容としては、
・アナフィラキシーショックは、アレルギー反応によって意識障害や血圧の低下、呼吸困難などを発症するもの
・アナフィラキシーショックの原因としては、食物・昆虫の刺咬、薬の副作用などが挙げられる
・意識が朦朧としていたりして、声掛けに反応がない場合は、ただちに救急車を呼ぶこと
・アナフィラキシーの再発予防としては、アレルゲンを避けることと、アドレナリン自己注射を処方してもらうこと
以上の点が重要なポイントでした。意識障害の起こるアナフィラキシーショックは危険な状態であることを理解し、それに関係する可能性のある方は理解を深めておきましょう。