てんかんとは?症状・原因・種類などを紹介! medical column
- TOP
- てんかんとは?症状・原因・種類などを紹介!
てんかんとは?症状・原因・種類などを紹介!
意識がなくなって痙攣が起こる脳の病気にてんかんがありますが、具体的にどのような症状があらわれるか皆さんはご存じでしょうか?今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)よりてんかんをテーマに、てんかんの種類や原因、症状などをお届けしていきます。

てんかんとは?
てんかんは、てんかん発作を繰り返す脳の病気であり、日本では60万人から100万人の患者がいると推定されています。
てんかんの症状
てんかんの症状としては以下が挙げられます。
・意識がなくなって手足が固くなる
・ガクガクとけいれんする
・意識障害が起こる
・口をもごもごさせる
・手足がびくっと動く
・視覚や聴覚の異常
てんかんの種類
続いて、てんかんの種類について見ていきましょう。
全般発作
脳の大部分または全体が興奮して起こるのが、全般発作であり、強直間代発作や欠神発作、ミオクロニー発作、脱力発作があります。
てんかんと聞くと、全身のけいれんが突然起こるイメージを持つ方が多いと思いますが、それが強直間代発作です。全身が硬直したあとに、一定のリズムでガクンガクンと痙攣し、口から泡をふいたり、白目をむきます。一時的に呼吸停止がみられますが、けいれんがおさまることで回復します。
欠神発作は、5秒から20秒程の短い発作であり、突然動作が止まったり話が途切れたりして、呼びかけに応答しなくなる発作です。主に小児期に発症します。
ミオクロニー発作は、手足の筋肉が一瞬びくっとけいれんするものであり、それによって転んだり物を落としたりといったことが起こります。朝の起床後に起こりやすいという特徴があります。
脱力発作は、数秒の短い発作であり全身の力が抜けて倒れ込んでしまいます。
焦点発作(部分発作)
焦点発作(部分発作)は、電気的興奮が脳の一部分から始まる発作であり、単純部分発作、複雑部分発作、二次性全般化発作があります。
単純部分発作は、意識障害がないまま起こる発作であり、ガクガクとした痙攣や手足のつっぱり、しびれ、吐き気などの症状があらわれます。
複雑部分発作は、意識がなくなる発作で1分から3分ほど続きます。側頭葉から興奮が起こると、口をもぐもぐする、うろうろ歩くといった症状があらわれ、前頭葉から起こると体をバタバタさせます。
二次性全般化発作は、単純部分発作や複雑部分発作に引き続いて、意識をなくしてガクガクと全身けいれんが起こるものです。
てんかんの原因
てんかんの原因は、脳の一部の異常、脳外傷、脳炎、脳症、脳梗塞などさまざまですが、原因がわからない場合も多くあります。検査をしても、てんかんの原因がわからないものを突発性てんかんと呼び、なんらかの病気などにより脳に障害が起こったり、脳の損傷によって起こるてんかんを症候性てんかんと呼びます。
てんかん発作時の注意点
てんかん発作が起こった際に、舌を噛まないようにと口の中にタオルや指などを突っ込まないこと、そして、体を無理に揺さぶらないことが大切です。
てんかん発作が起こったときにできる周囲の対応としては、呼吸しやすいように洋服をゆるめる、周囲の危険物を取り除く、もし道路などの危険な場所で倒れていた場合は安全な場所に移動させるといったことが挙げられます。
まとめ:てんかんとは?症状・原因・種類などを紹介!
いかがでしたか?今回の内容としては、
・てんかんの症状としては、意識がなくなって手足が固くなる、ガクガクとけいれんする意識障害などが挙げられる
・てんかんは焦点発作(部分発作)と全般発作に大きくわけられる
・てんかんの原因は、脳の一部の異常、脳外傷、脳炎、脳症などが挙げられる
・てんかん発作が起こった際に、口の中にタオルや指などを突っ込まないこと、体を無理に揺さぶらないことが大切
以上の点が重要なポイントでした。てんかんと一口にいってもさまざまな分類がありますので、てんかん発作を疑う症状がみられれば、医師の診察を受けることが大切です。