貧血の原因と対処法について 船橋市の内科、つばさ在宅クリニック西船橋

内科・循環器内科・呼吸器内科・訪問診療(在宅医療)つばさ在宅クリニック西船橋

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貧血の原因と対処法について

「最近貧血が起こりやすくて困っている…」
「貧血が起こる原因について知りたい…」
このような方はいらっしゃいませんか?貧血は身近なものであり、女性は特に月経がありますので、貧血による立ちくらみ等を経験されたことがある人もいるでしょう。では、そもそも貧血とはどのようなもので、どのような症状、原因があるのでしょうか?

今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)より貧血をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。

貧血の原因と対処法について

そもそも貧血とは?

貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが少なくなった状態であり、ヘモグロビンが少なくなると体に必要な酸素が十分にいきわたらなくなってしまいます。

貧血の原因

続いて、貧血の原因について見ていきましょう。

鉄分の不足

ヘモグロビンの重要な材料が鉄分であり、鉄分不足によって貧血になるイメージをお持ちの方も多いかと思います。赤血球・ヘモグロビンを作るのに必要な栄養素は鉄だけでなく、亜鉛・葉酸・ビタミン12も挙げられ、これらが不足すると赤血球・ヘモグロビンは作れなくなってしまいます。

病気によるもの

貧血は何らかの病気によって引き起こされる場合もあり、骨髄の病気によって赤血球が正常に作られなくなったり、腎臓の病気によって造血ホルモンが腎臓で正常に作られなくなったりします。

生理によるもの

女性の場合、生理によって経血とともに鉄分が失われてしまうため、貧血が起こりやすくなります。月経期の経血が異常に多い、月経過多を放置してしまうと、貧血が悪化する場合がありますので注意が必要です。

貧血の症状

<貧血の症状>
・めまい
・立ちくらみ
・動悸、息切れ
・倦怠感、疲れやすい
・頭痛
・眠気
・集中力の低下
・味覚の異常
・耳鳴り など

貧血の種類

貧血の種類としては、赤血球を作るために必要な鉄分が不足して起こる鉄欠乏性貧血、造血幹細胞が減少して血液の赤血球・白血球・血小板のすべてが減少する再生不良性貧血、何らかの基礎疾患が原因となって続発性に発症する続発性貧血、ビタミン12・葉酸が欠乏することで起こる悪性貧血があります。

貧血の対処法

鉄分の不足は貧血の原因になりますので、鉄分が不足しないような食事を心がけましょう。鉄分を多く含む食品としては、レバー・しじみ・コンビーフ・牛肉・さんま・ひき肉・かつお・豆乳・小松菜・ほうれん草などが挙げられます。また、睡眠不足は鉄分の吸収を妨げますので、睡眠はしっかりとるようにしましょう。

実際に貧血が起きた場合にふらつきがあれば、しゃがむなど低めの姿勢をとって、安静にしましょう。

貧血の治療

貧血治療の主な方法は、鉄剤の服用が挙げられ、併せて食生活や生活習慣の改善によって再発を予防します。鉄剤を服用することで、ヘモグロビンは正常化していきます。自身の症状が貧血によるものと思われる場合、まずはかかりつけの内科を受診すると良いでしょう。貧血の診断には、血液検査の1項目である血液中のヘモグロビン濃度が一般的に用いられています。

貧血を引き起こす病気

貧血になりやすい病気としては、膠原病・腎臓、肝臓の病気・胃がん・大腸がん・バセドウ病・橋本病・副腎皮質機能低下症・慢性腎臓病・心臓病などが挙げられます。

貧血にはほかの病気が隠れている場合もありますので、症状が重たい場合や頻繁に貧血が起こる方は血液内科またはかかりつけの内科を受診するようにしましょう。

まとめ:貧血の原因と対処法について

いかがでしたか?今回の内容としては、
・貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが少なくなった状態である
・貧血の原因としては、病気・鉄分不足・月経過多などが挙げられる
・貧血の症状としては、めまい・立ちくらみ・動悸、息切れなどが挙げられる
・貧血の対処法としては、鉄分補給や睡眠が挙げられる
以上の点が重要なポイントでした。貧血は身近なものであるものの、今回紹介したように病気が隠れている場合もありますので、注意していただければと思います。

船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋は、在宅医療だけでなく外来診療もおこなっています。咳や鼻水といった風邪や、貧血などの一般的な症状でご相談いただければと思います。