コロナ後遺症の倦怠感について 船橋市の内科、つばさ在宅クリニック西船橋

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コロナ後遺症の倦怠感について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、その感染拡大と共に、私たちの生活に大きな影響を与えました。そのようななかで、感染後も持続する「コロナ後遺症」に悩む人々はおり、その症状として「倦怠感」は多く挙げられます。この倦怠感は、日常生活に大きな支障をきたし、患者の生活の質を著しく低下させる原因となっています。

今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋より、コロナ後遺症の倦怠感をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。

コロナ後遺症の倦怠感について

倦怠感とは?

倦怠感は疲労感やだるさが感じられる状態であり、一般的な疲労感は休息や睡眠によって改善することが多いですが、倦怠感はこうした対策では回復しにくく、日常生活において持続的に感じられることが特徴です。

コロナ後遺症における倦怠感の特徴

コロナ後遺症としての倦怠感は、時間の経過とともに減少していく傾向にありますが、1年以上経過しても倦怠感が続くことがあります。症状の度合いに関しては倦怠感をしばしば感じられるものの、働くことが可能というレベルから、身の回りのことができず、終日横になっているといったレベルまでさまざまです。

また、コロナ後遺症として、倦怠感だけでなく頭痛や息切れなど、そのほかの症状があらわれる場合もあります。

倦怠感はコロナ後遺症だけのものではない

コロナ後遺症の倦怠感は、仕事や家事、さらには趣味や日常の楽しみすらも行うことが困難になることがあるものですが、倦怠感はコロナによるものだけで起こるものではありません。コロナ後遺症であると思っていても、他の病気が隠れている場合や、持病の悪化、更年期症状なども考えられますので、身体の異変を感じるのであれば、まずはかかりつけ医に相談すると良いでしょう。

コロナ後遺症の倦怠感の原因

コロナ後遺症としての倦怠感の原因としては、免疫系が過剰に続くことで、自己免疫反応が起こり、倦怠感が引き起こされる。神経炎症が引き起こされ、長期間にわたり倦怠感を引き起こす。感染後の不安やストレス、社会的孤立、経済的な不安が、倦怠感を引き起こす。などと考えられていますが、その原因ははっきりとはわかっていません。

コロナ後遺症の倦怠感に対する対策

コロナ後遺症としての倦怠感に対する治療は、個々の症状に応じた対策が求められます。現時点で、倦怠感を完全に取り除く特効薬は存在しませんが、ストレスや不安を軽減するための、リラクゼーション法やメンタルケアを取り入れることや、十分な睡眠を確保し、バランスの取れた食事を心がけること。また、休息の期間を設けることも対策として挙げられます。

適切な休息とペース配分

倦怠感を感じている場合は、無理をせず、適切な休息を取ることが大切です。また、日常生活や仕事において、自分の体力やエネルギーレベルに合わせたペース配分を心がけることが、症状の悪化を防ぐために重要です。過度な負荷をかけないよう、計画的に休息を取り入れることが推奨されます。

まとめ:コロナ後遺症の倦怠感について

いかがでしたか?今回の内容としては、
・コロナ後遺症としての倦怠感は時間の経過とともに減少していく傾向にあるが、1年以上経過しても倦怠感が続くことがある
・コロナ後遺症の倦怠感は、持続的で日常生活に大きな影響を与える
・倦怠感の原因には、免疫系の異常や心理的要因などが関与していると考えられているが、はっきりとした原因はわかっていない
・コロナ後遺症としての倦怠感に対する治療は、個々の症状に応じた対策が求められる
以上の点が重要なポイントでした。コロナ後遺症の倦怠感は、症状の重たさや期間が人それぞれであるものの、いずれにおいてもバランスの取れた食事や休息は大切である、ということは覚えておきましょう。

船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋は、在宅医療だけでなく外来診療もおこなっています。そして新型コロナウイルスの診断や治療もおこなっていますので、ご相談いただければと思います。