運動不足による肥満は生活習慣病のもと!運動で生活習慣病予防 medical column
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運動不足による肥満は生活習慣病のもと!運動で生活習慣病予防
運動不足による肥満は生活習慣病のもとであることを皆さんご存知でしょうか?適度な運動は健康のためには大切であり、生活習慣病の予防にもなります。今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)より、肥満と生活習慣病の関係と生活習慣病予防をテーマにお届けしていきます。
なぜ運動は必要なのか?
食べ物から摂取したエネルギーは運動で効率的に消費でき、摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが良ければ、健康的な体になります。しかし運動が不足すると、食べ物から摂取したエネルギーが消費されずに蓄積してしまい、脂肪になっていきます。そして、運動する習慣がなければ、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ることが多くなり、徐々に肥満になってしまいます。
運動不足による内臓脂肪型肥満は生活習慣病を招く
運動が不足すると消費エネルギーが少ないため肥満につながることをお伝えしましたが、内臓脂肪型肥満になると、その影響で糖尿病や脂質異常症、高血圧といった生活習慣病を引き起こすことがあります。
糖尿病と肥満の関係
糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病がありますが、肥満は2型糖尿病の発症リスクの1つです。肥満の場合インスリン抵抗性が増大しており、多くのインスリンが必要になってしまいます。やがて膵臓が疲弊することでインスリンの分泌が低下し、糖尿病を発病してしまうのです。減量することによってインスリン抵抗性が改善され、血糖コントロールが良好になることもあるので、減量のための運動は大切です。
※インスリン…血糖値を下げて正常に保つためのホルモン。
高血圧と肥満の関係
高血圧は過剰な塩分摂取が大きく関わっていますが、肥満の人は過食とともに塩分も過剰に摂取しがちです。また、内臓脂肪型肥満ではインスリンの効きが悪くなって過剰分泌される結果、腎臓での塩分調整障害が起こって体液量が増加し、血圧が上昇します。運動をすると一時的に血圧は上がりますが、継続することで血圧を下げる効果が期待できますので、肥満と血圧対策に運動は重要です。
脂質異常症と肥満の関係
食べ物から摂取したエネルギーが消費されずに余ると中性脂肪が肝臓で合成され、中性脂肪が、皮下脂肪や内臓脂肪になります。(食事を摂りすぎると脂肪が蓄積されて肥満に)そして、中性脂肪が増えると脂質の代謝異常が起こり、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増加、善玉コレステロール(HDLコレステロール)が減少してしまいます。
※脂質異常症は、LDLコレステロールが140mg/dL以上、HDLコレステロールが40mg/dL未満、トリグリセライド(中性脂肪)150mg/dL以上で診断されます。
有酸素運動で肥満を解消
有酸素運動は減量効果があると言われており、エネルギー源として脂肪や糖質を燃焼します。有酸素運動での減量は、内臓脂肪型の肥満や生活習慣病の予防につながります。
生活習慣病予防のために運動を習慣化
これまで運動されてこなかった人は生活習慣病予防のために、ウォーキングから始めることをおすすめします。道具が必要なく場所も選びませんし、ウォーキングであれば、どなたでも可能です。血圧を下げたり、肥満を解消するためには継続することが大切ですので、習慣化することに努めましょう。
まとめ:運動不足による肥満は生活習慣病のもと!運動で生活習慣病予防
いかがでしたか?今回の内容としては、
・食べ物の摂取エネルギーが消費されずに余っていくと肥満になる
・内臓脂肪型肥満になると糖尿病や高血圧といった生活習慣病を引き起こす
・運動の継続は血圧を下げる効果が期待できる
・減量はインスリン抵抗性が改善されて血糖コントロールが良好になる
以上の点が重要なポイントでした。船橋市になるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)は、糖尿病や高血圧などの治療をおこなっていますので、お気軽にご相談いただければと思います。
船橋市になるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)では、高血圧の治療もおこなっていますので、血圧のお悩みはお気軽にご相談いただければと思います。
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