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2022.1月号
こんにちは、元田です。新年明けましておめでとうございます。1月はお正月料理に囲まれ、いつもより「和食」を食べる機会が増えると思います。その「和食」ですが、実は過去「ユネスコ無形文化遺産」に登録されています。登録された理由は、①多様で新鮮な食材②健康的③自然や季節を表現④お正月などの年中行事との密接な関わり だそうです。同じものを毎日食べていると飽きがくるものですが、和食のように「糖質」「油脂」「うまみ成分」のバランスが良いと、脳を刺激してまた食べたいと思うといわれています。お米やパン、パスタなどの「糖質」や、肉の脂などの「油脂」を中心に美味しさを出している料理はどの国にもありますが、「うまみ成分」を中心に美味しさを追求しているのは和食のみなのだとか。確かに、和食の中に脂っこい料理は少ないですよね。かつて外国の方々には、和食の中でも「天ぷら」や「すき焼き」など油脂が多く感じられるものが好まれていましたが、近年注目されているのは和食の持つ「うま味」と「出汁」だそうです。この「うま味」と「出汁」は英語で置き換える単語がないため、辞書にもそのまま「Umami」「Dashi」と掲載されているそうですよ。また、同じように日本語がそのまま英語になったものに「Bento(弁当)」もあります。お正月料理である「お雑煮」や「おせち」が外国で人気となる日も、もしかしたら近いのかもしれませんね。作る手間暇やコストの問題などはありますが、健康的でおいしい和食を堪能したいものです。それでは、今年もどうぞよろしくお願いいたします。