2022年毎月のご挨拶12月号 letter01
- TOP
- 2022年毎月のご挨拶12月号
2022.12月号
こんにちは、元田です。 朝晩の冷え込みに、しみじみと冬の到来を感じます。 この時期に体調を崩すと長引くことも多いので、暖かくしてお過ごしください。 12月ともなると、「新酒」という言葉を目にすることが多くなりませんか? 日本酒造りのカレンダーは7月1日がはじまりで、翌年の6月30日までが1年です。 秋に収穫される新米を使って日本酒が造られ、初めてしぼられるのが大体12月から翌年1月まで。 この頃にできたお酒を「新酒」「しぼりたて」「初しぼり」などといいます。 早いところでは11月頃から楽しめる蔵もあり、仕込みのスケジュールによっては2月以降に出てくる新酒もあります。 最初のお酒は、その年の米の質を見極めるため様子を見ながら造られます。
12月中頃には酒質の安定したものが出揃って、年明けからが新酒の最盛期です。 この新酒の魅力は、まだ熟成が進んでいない爽やかなフレッシュ感です。 キリッとした味わいは、お鍋やお刺身、天ぷらなどにぴったり。 今の時期にしか出回らない旬のお酒ですから、存分に楽しみたいですね。 一年待ちわびているファンがすぐに買っていくので、確実に手に入れたい場合は酒屋さんの新酒入荷情報のチェックが欠かせません。 ところで、酒屋さんの軒先に吊るされた「杉玉」(酒林ともいう)をご覧になったことはありますか。 その名の通りスギの葉を束ねてボール状にしたもので、これが「新酒ができました!」というしるしだそう。 吊るされた当初は青々と美しい深緑をしていますが、やがて枯れて茶色になっていくという、色の変化がそのまま新酒の熟成具合と重なる粋なものです。 今回は新酒をご紹介しましたが、体のためにも適量を楽しんでくださいね。 では、どうぞよいお年をお迎えください。
12月中頃には酒質の安定したものが出揃って、年明けからが新酒の最盛期です。 この新酒の魅力は、まだ熟成が進んでいない爽やかなフレッシュ感です。 キリッとした味わいは、お鍋やお刺身、天ぷらなどにぴったり。 今の時期にしか出回らない旬のお酒ですから、存分に楽しみたいですね。 一年待ちわびているファンがすぐに買っていくので、確実に手に入れたい場合は酒屋さんの新酒入荷情報のチェックが欠かせません。 ところで、酒屋さんの軒先に吊るされた「杉玉」(酒林ともいう)をご覧になったことはありますか。 その名の通りスギの葉を束ねてボール状にしたもので、これが「新酒ができました!」というしるしだそう。 吊るされた当初は青々と美しい深緑をしていますが、やがて枯れて茶色になっていくという、色の変化がそのまま新酒の熟成具合と重なる粋なものです。 今回は新酒をご紹介しましたが、体のためにも適量を楽しんでくださいね。 では、どうぞよいお年をお迎えください。