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2023.4月号
こんにちは、元田です。新年度がスタートして、すっかり日差しも温かくなりましたね。エイプリルフールから始まる4月ですが、4月4日は何の日かご存知でしょうか? 3月3日は「桃の節句」、5月5日は「端午の節句」ですが、その間に挟まれた4月4日は「どら焼きの日」なのだそうです。「男の子も女の子も、どら焼きを食べて幸せ(4合わせ)になろう」という語呂合わせも由来の一つです。今ではあんこだけでなくチョコやジャム類を挟んだり、生クリームが入った“生どら”など種類も豊富ですが、起源は平安時代という説があります。諸説ある中でも特に興味深いのは、どら焼きを初めて作ったのが武蔵坊弁慶だという説です。源義経一行の武蔵坊弁慶がケガをしたとき、民家で手当てをしてもらったお礼としてどら焼きのような菓子を作ったのだとか。熱した銅鑼に水で溶いた小麦粉を丸く伸ばし、焼き上げた皮であんこを包んだものを振舞ったそうですよ。「どら焼き」という名前が「銅鑼焼き」に由来していることも推測できる話ですよね。江戸時代になると、一枚の皮であんを包み四角く折りたたんだ、「きんつば」のような形のどら焼きができました。今のような2枚の皮を使ったタイプは、大正3年(1914年)に創業した東京都上野の和菓子屋「うさぎや」から始まったもので、西洋のホットケーキと混同されたこともあり、現在のような丸い形で作られるようになったそうです。最近は和菓子屋さんだけでなく、洋菓子店ではワッフルのような洋風のどら焼きが並んだり、コンビニでは美味しい和スイーツが手軽に買えるようになりましたね。余暇にはどら焼きをはじめとしたお菓子で、のびのびとしたリラックスタイムを過ごしたいものです。作業の合間には適度な休憩をはさみつつ、4月も元気に頑張りましょう!